そもそもア・カペラ(イタリア語: a cappella)とは、簡素化された教会音楽の様式のことだそう、ゴスペルとどう違うの?・・・クリスマスソングを家族で、友達とで、教会で、アカペラでハモりたい・・・まず最初に何から始めればよいのでしょうか?
人数は何人から?楽譜はあるの?簡単にハモる方法は?そのあたりを調べてみました。
アカペラとゴスペルはどう違うの?
「アカペラ」も「ゴスペル」もともにクリスマスソングにはなくてはならない言葉です。教会音楽としてもよく耳にします。この2つには違いはあるのでしょうか?
「アカペラ」と「ゴスペル」のちがいについて調べてみたいと思います。
ひとことで言うと、「アカペラ」は楽器をつかわず歌うこと。1人で歌ってもたくさんで歌ってもハモっても、すべてアカペラという、ということです。
「ゴスペル」は、教会音楽の一つのジャンルをいう、キリスト教プロテスタントの教会音楽ということです。
もちろん、ゴスペルで楽器を使わず歌ったり、ハモったりすればアカペラになると思います。
「ゴスペルソングをアカペラで歌います~」のように言うのだと思います。
以下の動画は「Pentatonix」(ペンタトニックス)というアカペラグループが歌っているゴスペルソングといえる「Amazing Grace」(アメイジング・グレイス)。
ゴスペルソングを5人でハモって、楽器を使わず歌っています。
アメイジング・グレイス(英語:Amazing Grace,「われをもすくいし-讃美歌第二編第167番 日本基督教団1967年版 原恵訳」)は、イギリスの牧師ジョン・ニュートン (John Newton,1725–1807)の作詞による賛美歌である。特にアメリカ合衆国で最も慕われ愛唱されている曲の一つであり、またバグパイプでも演奏される。"grace"とは「神の恵み」「恩寵」の意。
Wikipedia
以下の動画もアカペラグループです。とてもきれいなハーモニーにうっとりしてしまします。
以下の動画は「グローリー・ゴスペル・シンガーズ」というグループのNewアルバム『ソングス・オブ・ゴスペル・ミュージック』 です。最初はアカペラでコーラスしていましたが、途中から楽器の演奏も入ります。
今回のテーマは「クリスマスソングをアカペラでハモりたい、ハモるには・・・」です。
ではまず、何から始めればよいのでしょうか?
何から始めればよいの?
クリスマスソングをアカペラで歌うのには、人数を決める、から入るでしょうか?楽譜を決める、購入する?から入るでしょうか?
元合唱部のワタシ的に思うのには、人数はあとから調節ができるような気がします。取り敢えず2人か、3人でということにしましょう。
人数が増えてくれば、同じ音階パートを一緒に歌えばよいと思います。
以下の動画は、6人でアカペラで歌っていて、同時に楽譜が出てきてどのパートを歌っているのか、目で追うことができます。
6人のうち1人はドラムでしょうか、他の5人の楽譜が出ています。リズムが早いですが、できるだけ目で追って見ましょう。
アカペラコーラスの楽譜はこんなふうになっているのですね(゚д゚)!
やはり楽譜はなくてはならない基本のようなものでしょう、覚えてしまえばいらなくなることと思います。
楽譜は大切!
人数を先に決めても、楽譜を先に購入しても、同時でもどちらでもよいと思いますが、歌いたい曲の楽譜をそろえましょう。
アカペラの楽譜、とくにクリスマスソングのものを調べてみました。
その1)「ヤマハプリント楽譜」は、ネットで1つから、欲しい分だけ購入することができる模様です。
クリスマス、アカペラ、ゴスペル、楽譜、中級など、絞り込んで検索して、欲しい曲の楽譜が出てきたら購入することができるようです。
その2)ネット通販で購入
やはり便利なアマゾンや楽天、ヤフーで注文するのが早くて便利です。少し、調べてみました。以下に紹介してみましたが、楽譜の中身サンプルを見ることができないものもあります。ご了承ください。
日本語版でも歌詞が英語になっているものもありました、いろいろです。
以下は、「女声三部合唱 ゴスペル風アレンジで歌う クリスマス・ソングス」の楽譜で、いわゆる本格ゴスペルソングではありませんが、耳になじみのあるクリスマス曲をゴスペル風にアレンジした、というものです。全8曲入り。
- (1) White Christmas (ホワイト・クリスマス)
- (2) Chrisrmas Eve(クリスマス・イブ)
- (3) Last Christmas(ラスト・クリスマス)
- (4) Let It Snow! Let It Snow! Let It Snow! (レット・イット・スノー)
- (5) All I Want For Christmas Is You(恋人たちのクリスマス)
- (6) Joy To The World(もろびとこぞりて)
- (7) Silent Night(きよしこの夜)
- (8) WINTER SONG(ウインター・ソング)
以下は、全6曲が書かれている楽譜です。ジョン・レノンや山下達郎の曲も入ってます。
- [1] ハッピー・クリスマス(戦争は終った)/John Lennon
- [2] クリスマス・イブ/山下 達郎
- [3] クリスマス・ソング(クリスマスソング)
- [4] ホワイト・クリスマス/ビング・クロスビー
- [5] クリスマス・メドレー
- [6] 恋人たちのクリスマス/Mariah Carey
以下は、おなじみのクリスマスソング、家族でも小さい子どもも一緒に歌えるはずです。全14曲入り。
- 1:星に願いを
- 2:アメージンググレース
- 3:もろびとこぞりて
- 4:きよしこの夜
- 5:聖者の行進
- 6:サンタが町にやってくる
- 7:ジングルベル
- 8:ホワイトクリスマス
- 9:クリスマスイブ
- 10:恋人がサンタクロース
- 11:雪のクリスマス
- 12:White Love
- 13:白い恋人達
- 14:誓い
- 15:・巻末【ボイパのためのドラムセット対応表】
最後に、クリスマスでも定番に飽きてしまった方には、心なごむ「ジブリ」のアカペラ・コーラスにも挑戦してみてはいかがでしょうか・・・(^o^)全13曲入り、楽譜内のサンプルを見ることができます。
- [1] さんぽ~となりのトトロ~風のとおり道(メドレー) / スタジオジブリ『となりのトトロ』より
- [2] いのちの名前 / スタジオジブリ『千と千尋の神隠し』より
- [3] 君をのせて / スタジオジブリ『天空の城ラピュタ』より
- [4] もののけ姫 / スタジオジブリ『もののけ姫』より
- [5] やさしさに包まれたなら / スタジオジブリ『魔女の宅急便』より
- [6] 世界の約束 / スタジオジブリ『ハウルの動く城』より
- [7] ナウシカ・レクイエム / スタジオジブリ『風の谷のナウシカ』より
- [8] カントリー・ロード(TAKE ME HOME,COUNTRY ROADS) / スタジオジブリ『耳をすませば』
- [9] めぐる季節 / スタジオジブリ『魔女の宅急便』より
- [10] いつも何度でも / スタジオジブリ『千と千尋の神隠し』より
- [11] 崖の上のポニョ / スタジオジブリ『崖の上のポニョ』より
- [12] さよならの夏~コクリコ坂から~ / スタジオジブリ『コクリコ坂から』より
- [13] ひこうき雲 / スタジオジブリ『風立ちぬ』より
まずは、1曲からていねいに何回も練習ですね。習うより慣れろ・・・です。
次に楽器でそれぞれのパートの音を確認
各パートの自分の音を最後まで覚えれば、もう半分できました。あとは全員で合わせて曲の強弱をつけるだけですね。
知っている曲ならなおさら、主旋律ではない、ハモる音でいつもの歌詞を歌えたら最高です。
手持ちの楽譜でハモりたい
新しく、アカペラの各パートの音がわかる楽譜を買わなくても、今持っている手持ちのクリスマスソングの楽譜で、ハモれないのかな?と思う人もいるかと思います。
もちろん、できます。
というのは、主旋律がわかっていれば、ハモることができます。
楽譜には「和音」というものが書いてあると思いますが、それを頼りにハモリ音を探してもよいと思います。
あるいは、主旋律の音の「3度上」「3度下」の音でハモるのがきれいに聞こえるということです。それぞれのハモり音を覚えて合わせて歌う、この方法はとっても早いですね。
練習方法などを解説している動画があります。
楽譜や楽器も正確で楽しいですが、感覚で覚えていくのも楽しいですね。
時には、感覚を信じて、時には楽器で音を確認して、何度も何度も練習して、自分に合った方法を見つけられますよう、参考になれば幸いです。
今回のまとめ
「アカペラ」と「ゴスペル」はどちらも教会音楽のことを言っていて、その違いは一言で言って、楽器演奏があるかないか、でした。
クリスマスソングを楽器演奏なしのアカペラでハモる、には、アカペラハモリのそれぞれのパートが書かれた楽譜を買って練習すると良い、のが1つと。
買わずに、手持ちのクリスマスソングの楽譜で、主旋律のメイン曲の「3度上」「3度下」をそれぞれ音を探して歌い、練習する、の2つの方法がありました。
家族や友達、教会などで、コロナ禍の影響で「3密を避る」ということがあり、練習もなかなか難しくなっていますが、少しでも参考になりましたら幸いです。
最後までご覧頂きありがとうございます。
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