お盆のお供えのお金はお寺と家で違う?袋や表書きや入れ方も調査

のしぶくろ

お盆や初盆のご供養に招かれたり、自宅や実家でお寺の僧侶を呼んで拝んでもらった時に、お供えやお礼にお金は包むのでしょうか?

また、合同的にお寺に行ってお盆の法要をしたり、個人的に家でしてもお供えやお金の額は違ってくるのでしょうか?

果物やお菓子の品物と一緒にお金も包んで持っていったり、お供えしたりする家や地域もあるといいますが、お金をお供えする時の袋や表書き、お金の入れ方もあると聞きますが、調べてみました。

お盆のお供えのお金の額や準備の仕方

お盆といっても、通常のお盆と初盆(新盆)の2種類がありました。

「お盆」は通常の日本の仏教の年中行事で、「初盆」・「新盆」は亡くなった家族や親族の初めて迎えるお盆のことをいいます。

「初盆」(新盆:同じ意味)には、お金をお供えすることが一般的

とくに初盆は僧侶や親族・故人と親しかった人などを招いて、手厚く供養するという風習があり、地域によっても様々です。

招かれた場合は、ご供養としてお供え物を持参して行くのが風習になっています。お菓子や果物の品物やお金を包んで、どちらにも御香典や御佛前と明記してお供えを受け取ってもらいます。

通常のお盆は品物だけなのか、お金だけなのか、両方なのかは地域や個人の考えによって違ってくるので、任されているところです。

お供えのお金の額の相場は、初盆で5,000円~1万円。お盆では3,000円~5,000円とされていますが、亡き方の関係の深さや近さによっても変わってきたり、個人の気持ちによっても任されていることろです。

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のし袋と数珠(じゅず)セット

遠方にあってなかなか行くことが出来ない場合や、コロナ禍の影響もあるので、日持ちのするお菓子などの通販を利用したり、お金のお供えは現金書留を利用しても良いと思います。

初盆、お盆に僧侶を呼ぶと御布施がいります

菩提寺(ぼだいじ:先祖の墓があり、葬礼・仏事を営む寺)から僧侶を呼んで拝んで頂く時には、御布施、御車料や御膳料と明記してお金を包んで渡します。

お坊さん、僧侶のお布施、お金の相場は、初盆で3万円~5万円、通常のお盆で5,000円~2万円と言われています。

その意味からも、主催するご家族や親族への気持ちとして、お金を包んでお供えするのが良いと思われます。

ここで少しまとめておきます

家、故人にお供えする御佛前のお金は、

  • 初盆の御佛前の相場:5,000円~1万円
  • お盆の御佛前の相場:3,000円~5,000円

お坊さん、僧侶に渡すお布施のお金は、

  • 初盆のお布施の相場:3万円~5万円
  • お盆のお布施の相場:5,000円~2万円

宗派や地域、個人の考えによっても金額は様々になりますし、通常のお盆にはお金はお供えしないのが一般的と言われています。

ここらへんで少し、ホッとしましたね(^^)数少ない仏教行事ですが、高い金額だと本当にビックリしますので、まず知っておいたり、マナーだけでも心得ておくと安心です。

相場はありますが、金額は個人に任されていますので無理のないようにしましょう。お金とお菓子代を合算して予算に入れても良いのではないかとも思います。

お供えのお菓子は、日持ちのする、夏らしい水ようかんや素麺、海苔や昆布、故人が好きだった物でも良いそうです。お菓子の仏壇にお供えする時の包み方があります。みていきましょう。

お菓子もお供え物するときの包み方

お供え物は包装をした上にさらに、「外のし紙」をして、「御供」(ごくう:お供え物のこと)とし、その下には自分の名前を書きます。

ご佛前のお供え物には「のし印の無いのし紙」にしましょう。

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のし印の無い紙にしましょう

水引の形も違う(結び切りか淡路結び)ので注意が必要です。以下の画像の「御供」の包装が正解です。水引の色が関東と関西で違うとのことですが、個人に任されています。

おそなえ
お菓子や品物のお供え(のし水引の色は、関西は白と黃、関東は白と黒)

では、お供えのお菓子や品物を贈るタイミングはいつが良いのでしょうか?

お供え物を贈るタイミングは?

お盆や初盆のお供えの時期は、ほぼ全国的には8月13日~16日のお盆の時期が一般的です。

関東(東京・神奈川)や北海道・沖縄の一部の地域では今も旧暦のまま7月13日~16日に行われる場合もあります。

地域によって異なりますので事前に確認をしておくのが無難です。

また地域や宗派、親戚や親族がたくさんいる場合や家が狭い、片付けが出来ない、場所的にも便利が良い場合には、お寺でのお盆、初盆の合同法要をするときもあります。

お寺と家でお盆の法要やご供養をする時にも、お供えにお金をするのでしょうか?またお金の額の相場はいくらなのでしょうか?

お寺と家

お寺と家でお盆の法要をする時のしきたりや風習、お布施、お供え、お金の額もほぼ同じでした。宗派や宗教、地域、故人との関係や深さ、親しさなどにもより、お供えやお金の金額は個人に任されています。

実家と義実家

実家でお盆法要、供養する場合と、義実家でする場合も同じです。やはり、気をつけることは宗派や宗教、住まいの場所や地域によっても違いがあり、事前に家族や親戚に聞いておくことが大事になってくると思います。

足を運んでお盆の供養や法要に行ける場合は、義理のお母さんやお父さん、兄弟姉妹にお手伝いを申し出ても良いと思います。

お金を入れる袋と表書き

「のし袋」の「のし」が入った袋は使いません。

お金を入れる袋

のしは、日本の贈答の特徴ともいえるもので、もともとはあわび貝を薄く「のして」干したもので、生ものの象徴でした。

これを包装の上から右肩に貼ることで「生ものを添えました」という意味になります。生ものをお供えしてはいけない佛前には「のし」は不要になります。

だから、法要、お布施、お供えの仏前には「のし」はいりません、白の封筒を使いましょう。

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出典:冠婚葬祭会社

「香典」(葬儀で故人に供える金品)には、白地に黒のラインが入った水引(みずひき)が入っています。しかし、お坊さんや僧侶、お寺の「御布施」で使う封筒には原則的に水引は必要ありません。

地域によって「お布施」は水引の封筒を使うところもあります。その場合は、白地に黒・黄色のラインが入ったもので、結び切りか淡路結びの結い方になっている水引を使いましょう。

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出典:ACサイト:水引袋、結び切りか淡路結び

お坊さんや僧侶、お寺の御布施で使う封筒には原則的に「白の封筒」を使うとされています。

ここで少し、まとめてみましょう

お供えするお金の袋の種類と使い方

  • 家、故人にお供えする「香典、御佛前」など:のしの無い白黒の水引がついた袋
  • お寺、お坊さん、僧侶の「お布施」:のしも水引も無い白い袋か、黒・黃の水引がついた袋

表書きの書き方

葬式とは違い、今回はお盆や初盆の法要やご供養に、招かれた場合や出席したり、家やお寺で法要を行う場合のお供えのお金を入れる袋の書き方を解説しています。

とはいえ、基本は葬式などの仏教の行事と似ています。実家でも義実家でも応用できるので、ご参考になれば幸いです。

のしぶくろ

お金をお供えする場合の表書きは「御仏前」「御佛前」もしくは「御供物料」と書きます。お寺やお坊さん、僧侶のお布施の表書きは「御布施」と書きます。

水引の下、中央に自分の名前をフルネームで明記します。夫婦の場合は中央に夫の名前、その左に妻の名前だけを明記します。名字は同じなので書きません。

グループの場合は、代表者が中央で、その左に他何名、と記入します。

出典:YouTube:八光殿チャンネル

まとめると、

  • 水引上、中央にお供えの表書き:「御仏前」「御佛前」
  • お坊さんへのお礼の表書き:「御布施」
  • 水引の下、中央にお金を出した人の名前を明記:フルネーム
  • グループは代表者の名前を入れる
  • 夫婦の場合は夫の名前を中央にフルネームで入れ、その左に妻の名前を入れる

次に、封筒へのお金の入れ方のマナーや風習、しきたりがあり、それぞれに意味がありますので解説します。

お金の入れ方

お金を封筒に入れるときにも、入れ方や風習があります。葬儀屋のネットで調べましたので、お葬式の作法を基本とされています。

お盆の時の法要も同じと思われますが、最近ではとくにこだわらず普通にお金を入れれば良いと思います。

お坊さん、僧侶に渡すお礼の「御布施」の場合は、あらかじめ用意しておくものなので「新札」を使い、御布施袋の表にお金の肖像画(=福沢諭吉)がくるようにお金向きを揃えて入れます。

家や故人のお供えの「御香典」「御佛前」はお札の裏側を見せて反対の向きで、ご不幸の準備をしている失礼を避けるために古いお札を使います。

新札しかない場合ではワザと折り目をつけてから袋に入れます。「お布施」とは全く逆になりますから、注意が必要ということです。

出典:YouTube:八光殿チャンネル

お金の入れ方まとめ

  • 「御香典」「御佛前」の袋:古い札を使い、札の裏側を表袋側に向けて入れます。新札は2つに折って伸ばしたものを入れます。
  • 「お布施」の袋:新札を使い札の表側を表袋側に合わせて入れます。

袋の下部に〇〇家またはフルネームを書き、裏面の左下に住所や電話番号を書けばより丁寧です。

裏面の右側(または表面の中心)に金額を記入する時は、頭に「金」と書き、漢数字は旧字体を使用することが丁寧ですし、金額を間違わないようにするためと言われています。

金伍萬圓也、金壱拾萬圓也、金弐拾萬圓也のように書きます。

今回のまとめ

お盆や初盆のご供養に招かれたり、自宅や実家でお寺の僧侶を呼んで拝んでもらった時に、お供えやお礼にお金を包んで持っていきます。

基本的に初盆ではお供えにお金と品物を用意します。通常のお盆では、お供えは品物だけです。

お供えのお金は「御香典」「御佛前」という袋を使い、お坊さんのお礼のお金は「御布施」という袋を使います。

また、合同的にお寺に行ってお盆の法要をしたり、個人的に家でしてもお供えやお金の額は同じで、地域や宗教、宗派によって違ってくるので個人に任されています。お寺に電話で問い合わすこともできます。

お金を入れる袋や入れ方、名前の書き方など、しきたりや書き方がありましたが、手紙やはがきと同じで1度覚えてしまうと次回からすぐ書けるようになる簡単なことでした。

お盆や初盆の法要に招かれた時や出席する場合には、お供えのお金や品物が要りますが、初盆はとくに人生の中でそう何回もあるようなことではないので、心よりの思いと感謝でお供えすることが大切だと思いました(゚д゚)!

最後までご覧いただきありがとうございます。

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