お月見の意味や由来を子どもと楽しむ雑学!お月見泥棒も調査?

おつきみ01

季節のイベントにお月見があります。小学生の頃は中秋の名月や満月すすきや虫の声をよく意識し、団子や蒸しさつま芋をよく食べた記憶があり大人になった今も中秋の名月に見入ってしまします。

そんなお月見の意味や由来を子どもと楽しむ雑学として深堀りして、十五夜や十三夜、旧暦、お月見泥棒や海外でのお月見や月にまつわる伝説なども調査しました。

「お月見泥棒」って何?

お月見の意味や由来を深堀りして調べていたら「お月見泥棒」(おつきみどろぼう)という表現が出てきました。「泥棒」とは聞き捨てならない響きですね(゚д゚)!どういうことでしょうか?

お月見泥棒とは、ひと言で言い表すと「和風ハロウィン」だと言われています(゚д゚)!意味はやはり、収穫祭のようなもので、日本では里芋が豊作され、お月見の時に団子と一緒に満月や神様にお供えされていたそうです。

里芋といわれる地域もあれば、さつま芋といわれる地域もあるそうです。そしてそのお月見の夜に、お供えされていたものを、近隣の子どもたちが親と共に歩いて家々を周り、頂いて帰ります。

以下の動画は、山梨県上野原市秋山安寺沢地区での「お月見泥棒」の季節のイベントが紹介されています。「和風ハロウィン」ですね(゚д゚)!

出典:あきやまチャンネル:2018/09/26投稿済み

現在では行われているところが限られているとかです。少子高齢化の影響でしょうか?「山梨県上野原市秋山安寺沢」の位置はこんなところです。

やまなしけんうえのはらし
出典:Google Map

セーラームーン「月に変わってお仕置きよ」ならぬ、竹取物語ならぬ、「子どもたちは月からの(可愛い)使者」と考えられていた、と言われています(゚д゚)!

確か竹取物語は、光り輝く竹の中から生まれたかぐや姫が最後には月に帰って行くストーリーだったと思います。

子供たちは月からの使者と考えられていたといわれ、この日に限り盗むことが許されていた。お供えする側も縁側の盗みやすい位置にお供えするなど工夫していた。

Wikipedia

もう一つは「岐阜県恵那市上矢作町」中秋の名月に行われる伝統行事としてお月見泥棒が載っていました。(恵那市観光協会 上矢作支部)

中秋の名月(十五夜)に、縁側や月のよく見える所に、さつま芋、里芋、豆、団子などに、ススキを添えて供えています。

月の満ち欠けや自然の現象を測ることは、農作物の出来きに関係していて生きることと切り離せない大切なことでした。

そして、子どもは月からの使者と考えられていて、お供え物を持っていかれても「神様がお食べになった」として、さらに翌年は豊作になると信じられていました。

岐阜県恵那市(えなし)観光協会では、上矢作町(かみやはぎちょう)に今でも残る、中秋の名月に行われる伝統行事として紹介されていました。

Google Mapで場所を調べてみました。上記の「山梨県上野原市秋山安寺沢」の位置の隣でした(゚д゚)!

ぎふけんえなし
出典:Google Map

現在と比べると、電気や食べ物がなかった時代、農耕を頼りとしていた時代に、大人は子どもを地域ぐるみで育て守り、「お月見泥棒」は世代から世代へ受け継がれて、自然を恐れ感謝して、自然と共に生活していたのだろうと思いました。

「お月見泥棒」といわれる伝統行事は基本、中秋の名月(十五夜)の日に行われ、十五夜は旧暦の8月15日なので、毎年日にちが変わるということです。

毎年中秋の名月の十五夜は変わるのですね?日が毎年かわるのはどういうことでしょうか?十三夜もあると言われていますが、くわしく調べてみました。

十五夜と十三夜、旧暦とは?

旧暦で表すと、毎年日にちが変わってくるのです(゚д゚)!旧暦とは、太陰暦と太陽暦が合わさった太陰太陽暦といわれています。

現在のグレゴリオ暦は太陽暦といわれています。今使われている日本のカレンダーです。

カレンダーがなかった時代は月や太陽の影を見たりして時間や季節を図っていたのですね。

太陰暦は月の満ち欠けを基準にして時期を図っていました。が毎年、時期がズレるため、農業には適していなかったのです。だから太陽暦を足して、太陰太陽暦を使うようになりました、それを旧暦といいますが、これも毎年、時期がズレてきます。

ずれを修正するために4年に1度、うるう年(閏年は366日)と言われる月をつくって調節しています。2月は29日まである月をうるう月(閏月)とされています。

以下の動画は「グレゴリオの迷宮 ~暦の科学~」です。おもしろい科学の話です(゚д゚)!

出典:d-hiroike:2018/05/08投稿済

話をもとに戻すと、①2021年の十五夜(じゅうごや)は、9月21日、火曜日になります。(旧暦8月15日)「中秋の名月」「芋名月」とも呼ばれ、中国から伝わりました。

細かい話ですが「中秋の名月」の「ちゅうしゅう」には「仲秋」と使われることもあるそうですが、その違いを深堀りしました。

中秋の名月の「中秋」とは?「仲秋」とは?

中秋の名月の「中秋」とは「秋の真ん中に出る満月」という意味で、秋のちょうど真ん中の「日」(旧暦8月15日)のことで、十五夜の時は「中秋の名月」と書くことが多いそうです。

一方「仲秋」とは8月のことなので、「仲秋の名月」は「8月の名月」という意味になりこれは旧暦では7月~9月が秋とされていたことに由来するそうです。

  • 7月・・・初秋
  • 8月・・・仲秋
  • 9月・・・晩秋

細かいですね(゚д゚)!現在では、どちらも使って正解ですし、どちらもほぼ同じ意味になるかと思われます(;´∀`)

②十三夜(じゅうさんや)は、2021年では10月18日、月曜日になります。(旧暦9月13日)十三夜のお月様は、左側が少し欠けているそうです。

十三夜は、日本だけの風習で(日本国内で考えられたもの)栗や枝豆を供えることから「栗名月」「豆名月」とも呼ばれています。

③十日夜(とおかんや)(旧暦10月10日)の月見、というのもあるそうです。3つの月見を合わせて「3月見」(読み方は推測で、みつきみ・・・でしょうか?)といわれています。

十日夜(とおかんや)(旧暦10月10日)の月見は初耳でしたので、もう少し深堀りしてみました。 2021年の十日夜は、11月14日(日)です。 

十日夜(とおかんや)とは?

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十日夜(とおかんや)とは、旧暦10月10日に行われていた収穫祭のことだとされています。( 2021年の十日夜・満月は、11月14日(日)です。 )

十五夜からいって「三の月」とも言い、この夜に見る月がその年の収獲の終わりを告げるとされたそうです。満月でなくともお月見がメインではないため、新暦11月10日にお祭りを実施するところが多いようです。

「十日夜は主に東日本で行われる行事」で、「西日本では旧暦10月の「亥の子(いのこ)」という行事」が収穫祭として同時に行われていたとされます。

お月見の意味や由来

十五夜のお月見が広まったのは「平安時代」とされています。859年~877年に中国から日本へ伝わり、貴族の間に広がっていきました。月を眺めながらお酒を飲んだり、船の上で詩歌や管弦を楽しんでいたということです。

庶民の間にまで十五夜の風習が広まったのは、江戸時代に入ってからといわれています。平安時代の貴族とは異なり、収穫祭や初穂祭の意味合いが強く、無事に稲を収穫できた喜びを分かち合い、感謝する日だったそうです。

海外でのお月見は?

海外では、月見というとアジア圏が多いそうです。

アジア圏でのお月見雑学

中国ではお祭り気分で、お月見の日も「中秋節」(ちゅうしゅうせつ)といって盛大に祝う祝日となっているそうです。(「春節(旧正月)」が1年で一番大きな行事)

中秋節(ちゅうしゅうせつ)とは旧暦8月15日、まさに秋の真ん中なので中秋節と言います。

その他の年中行事である、元宵節、端午節と合わせて「中国の四大伝統祭り」の中の1つとされ、お月見行事だけでは終わらず連休となり、かなり重要視されている行事です。月餅を食べます。

香港では民族的で大事な祝日となっており、中秋節の日の午後から学校や会社はお休みとなり、次の日が祝日となっているそうです。日本ではお月見は休日にはならないですね(゚д゚)!

出典:CatOnKnees:2020/09/25に公開済み

台湾でもお月見は重要な民族行事に当たり、全台湾が休日となるそうです。

お盆、大晦日と並ぶ台湾人にとって特別な日で、中秋節には家族団らんで過ごし、日本と比べると家族を大切にしている方が多いアットホームな国民性だとされます。

中国や香港と同じくを食べるのが月餅を食べる習慣があり、さらに大きな柚子を一緒に食べるといいます。バーベキュウを家族で食べるのも習慣だそうです。

そして、柚子を食べたあとは、その皮をすぐに捨てずに細工をして遊んだりします。柚子の皮を剥ぐことで悪いものを追い払うことができる、「邪気を払う」という意味があるそうです(゚д゚)!

ベトナムでのお月見は、子供のためのお祭りとされています。

子どもや大人の獅子舞が家々を回り、許可が出た場合は家の中に入って獅子舞を踊り、その家の幸運を祈り、家主は感謝を込めてご祝儀も渡します。

ベトナムでは子どもは純粋で無邪気なことから聖なる自然の世界と近いとされ、子どものそばにいるだけで神や精霊とつながれると信じられています。

やはり、月餅を食べるそうです(゚д゚)!

ヨーロッパでのお月見雑学

ヨーロッパでは「お月見」というイベントはないようです。が、月を神秘的なものとしたり、収穫祭的なことをしたりすることはあるそうです。

月や満月で思い出すのは、狼男やドラキュラですね(゚д゚)!そしてギリシャでは神話に月にまつわる女神がよく出てきます。

夜の暗闇をやわらかな光で満たす月は、多くの古代文明で女神たちに力を与えるものと考えられてきました。一定の周期を繰り返すものの、二日として同じ位置に留まらず、たえずその姿を変えながら夜空をゆっくりと進む様が、女性の性質そのものだとみなされたからといわれています。

月にまつわる伝説

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日本では「月にはウサギがいる」とか「月をながめているとウサギがお餅つきをしているように見える」などといいますが、他の国々ではどのように見えているのでしょうか?どのような伝説があるのでしょうか?調べてみました。

アジア圏に広く伝わる仏教説話はインドから伝わったとされています。

昔むかし、兎と猿と狐の前に飢えた老人が現れました。猿は木の実を集め、狐は川の魚を捕り、老人に食べ物を与えましたが、兎は何も用意することができませんでした。そこで、自分を焼いて食べてもらうため、焚火の中へ身を投げました。それを見た老人は仏としての正体を現し、兎の善行を後の人々に伝えるため、月へと昇らせた、というものです。

日本:しかし「ウサギが餅つきをしている」ように見えるのは日本だけということです。これは、日本語で満月を意味する「望月」とかけたのだと考えられています。

中国:薬草を挽いている兎、仙女、蛙、桂(かつら)の木など、様々なものに見えると言われています。

中国の月の兎は、女神を手伝って不老不死の秘薬を作っているとされています。人々を救ったご褒美に弓の名手は不老不死の秘薬をもらいましたが、その妻は夫が留守の間に盗み飲んでしまいます。すると仙女となって空に浮かび、月まで飛んで逃げて行きました。

すると中秋の名月の夜、月の世界に行く願いを叶えてくれる仙人が現れ、桂の木の枝を月に向かって投げました。枝はあっという間に月までつながる銀の階段となり、玄宗皇帝はその階段を昇って月にたどり着きました。

しかし、嫦娥は気に入らない客が来ると会おうとはせず、醜い蛙に姿を変えて、宮殿の奥に身を隠してしまうそうです。

  • 北ヨーロッパ:「本を読む女性」
  • 南ヨーロッパ:「カニ」
  • 東ヨーロッパ・北アメリカ:「女性の横顔」
  • アラビア:「吠えるライオン」
  • 南アメリカ:「ワニ」「ロバ」
  • ノルウェー:「男の子と女の子が2人でバケツを運んでいる」
  • インドネシア:女性が編み物をしている姿
  • 「水を汲む女性」「本を読むおばあさん」

月の模様の見え方は国により様々で、神話や伝説によっても土地柄によっても異なりました(゚д゚)!

今回のまとめ

「お月見泥棒」は「和風ハロウィン」と同じような年中行事で、子どもを中心とした自然に敬意と感謝を捧げるイベントでした。

少子高齢化と言われている現在の日本で受け継がれている地域は限られていました。

お月見は十五夜、十三夜、十日夜(とおかんや)を合わせて「三月見」といい、中国から伝わったり、日本独特のイベントだったりでした。

旧暦で行われていたお月見の時期は、グレゴリオ暦(新暦・現在のカレンダー)ではズレて来てしまい、毎年、十五夜、十三夜、十日夜の日は変わります。

お月見のイベントや行事、月にまつわる伝説や月模様の見え方は、国々によって様々でした。

お月見の意味や由来を子どもと一緒に楽しめるように、簡単におもしろい雑学を調べまとめましたつもりですが、小学生から上の子ども向けになってしまった気がしています。

お役に立てれば幸いです。最後までご覧いただきありがとうございます。

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