[Earthおばあちゃんねる]のおばあちゃんは現在87歳で,古い団地で一人暮らし。Youtuberしたり著書出版したりと,元気に余生を満喫されています。
チャンネル登録者数は7.63万人で人気。動画撮影や編集は15歳の孫が担当,クオリティーも高く好評。料理をしたり,ルームツアーをしたり,手芸や料理,園芸,著書を紹介されていたりと落ち着いた品のあるVlog。
老いてなお元気で一人暮らしできる秘訣は何でしょうか?
87歳のルームツアー
87歳でYoutuberとして投稿された、ルームツアー動画が人気です。
お孫さんが撮影、編集されています。おばあちゃんが自らYoutuberをしたい・・・とお孫さんに言われたそうです。
古い団地ですが、シックで落ち着いた思い出いっぱいの部屋。あちこちにおばあちゃんの趣味と愛情が散りばめられています。
ベッドカバーはけっこう大物になりますが、手作りだそうです(゚д゚)!動画のコメント欄も応援と励ましの声でとても好評です。
87歳の手芸
おばあちゃんは「モラ」という手芸がたいへんお上手で、習っておられたそうです。「モラ」って何?・・・調べてみました。
モラ (mola) はパナマの手芸、とされていました。
色の違う布を重ねて縫い、模様の形にくりぬいて作る。 もとはクナ族の民族衣装に使用される飾り布を指していたが、現在は観光用に作られた布もモラと呼ばれており、 とくにアメリカに愛好家が多い、ということです。
ということで、実際に「モラ」の作り方を動画で大公開されています。
87歳の質問コーナー
チャンネル登録者数が1万人突破したときに「質問コーナー」動画を作成されています。お孫さん(マスクされていますが)も一緒に顔出しされています。優しいですね(^o^)
お孫さんの編集のクオリティーが高いとコメント欄では好評です。
おばあちゃんはスマホデビューもしています。お孫さんが選んでおばあちゃんは学習しました(^o^)その日のうちに撮影しているのでしょうか・・・鉢植えの植物が活き活きとしていて、お手入れもまめにされているご様子が伝わってきます。
団地の庭いじりや栽培もされているご様子です。
87歳・Earthおばあちゃんはどんな方?
おばあちゃんのお名前は、多良 美智子(たら みちこ)さん、87歳。1934年(昭和9年)長崎県生まれ。小学生のとき戦争を体験、終戦後はミッションスクール(キリスト教に基づく教育を行う学校)に通われていたそうです。
大家族だったため、ひとり暮らしを夢見て、高校を卒業後、大阪で就職。
27歳のとき、前妻を亡くし10歳の娘がいる9歳年上の男性と結婚され、その後2男をもうける・・・子どもさんは3人いらっしゃるのですね。
55年前、神奈川県の現在の団地に引っ越されました。
7年前に夫を見送り、以来ひとり暮らし。65歳で調理師免許を取得・・・晩年から習い事や免許取得はすごいですね(゚д゚)!・・・動画でも簡単でおいしい料理作りを楽しんでいらっしゃいます。
料理は頭や体を使うので認知症予防に最適といわれています。
長男さんは一緒に住もうと言われていたそうですが、古い団地でも趣味や思い出や愛情がいっぱい詰まっているし、住み慣れてお友達もおりさみしくないし、まだまだやることがいっぱいあるのですね。
「長男が一緒に住もうと言ってくれました。気持ちはうれしいけれど、住み慣れたこの団地がいいんです。お友達もいるし、趣味の習い事も続けたい。それに、家族といえども、離れて暮らしているから、良好な関係が築けていることがあると思います」
Yahoo!ニュース
そんな多良さんの日常を綴った著書「87歳、古い団地で愉しむ ひとりの暮らし」(すばる舎)を写真つきで出版されています。老いてもなお元気に一人時間を満喫されています。
著書では、あたたかくほのぼのとした波動が満載で幸せな気分が広がります。
著書では、動画では見れないシーンを美しく観ることができます。(さっと試し読みしましたm(_ _)m)
毎朝6時からラジオ体操したり、朝食はプロテインやおから、アマニ油などが入った栄養満点スムージーなど、得意の料理を大好きなお気に入りの陶器に盛ってセッティングしたり。
散歩や植物を取ってきて部屋に飾ったり、読書や手芸、孫と一緒のYouTube動画撮影にも、誰もいない一人暮らしだからこそ、自分のために贅沢な時間を丁寧に満喫されています。
レビューでは「同じ年頃の母にプレゼントしました」という方や「毎日ワクワクと生活し、あたたかくほのぼのとした一人暮らしですね。正直に、そして分をわきまえた生き方に感銘しました。」とありました。
ちなみに、お孫さんもYouTubeチャンネルがあって、それは「あーすの小屋」です。
今回のまとめ
「Earthおばあちゃんねる」のおばあちゃん、多良 美智子(たら みちこ)さんは、87歳の今も、50年以上の住み慣れた古い団地で、元気に一人暮らしを満喫されています。
それは、居心地良く、愛情と趣味でいっぱいの愛着ある部屋で、「最期まで過ごしたい、認知症などで判断ができなくなったら、子どもたちに任せるしかありませんが、自分で決められるうちは施設に入らず、ここでひとり暮らしを続けたい。」と思われているのでした。
だからこそ、健康にも気を使い、頭や体が動けるうちは、体操や料理、手芸や散歩、庭いじりなど無理なく惜しみなく使うことを心がけていらっしゃいました。
自立した生活をマイペースで、好きなことを楽しく続ける・・・認知症にならない秘訣がここにありました。よりいっそうお元気にお過ごしください、優しいお孫さんですね。最後までご覧いただきましてありがとうございましたm(_ _)m
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