海外のオーディション番組とゴールデンブザーがユニークで人気があります。日本からもパフォーマーがチャレンジしています。
笑いと涙と感動、驚きと凄さあり観客も総立ちの迫力番組が、翻訳動画でドハマリ中。AGTとBGTとは?ゴールデンブザーとは?賞金などについも調べてみました。
父と息子の親子ジュオに感激!
「サイモンのゴールデンブザーを一気見!」というAGT・BGTオーディション番組の動画が感動的で、ゴールデンブザー集の動画の中で印象に残っているものをシェアーしてみたいと思います。
父と息子の仲の良さや家族愛に感激しましたのでご紹介してみます。
動画再生時間、23:38~から始まる、2018年に行われたオーディションに、「父・ティム・43歳」 & 「息子・ジャック・12歳」が2人でギターを弾き語りながらハモってジュオするというシーン。
息子ジャックの澄み切ったきれいな声と、優しく音楽の好きな父ティムとの家族愛に、会場の観客が大絶賛し、審査員のサイモン・コーウェルがゴールデンブザーを激押ししています。
この番組は、サイモンをはじめとする審査員や司会者の、辛口審査やパフォーマンスにも人気があるとされています。
日本にも、スターを発掘するオーディション番組がありました。
1971年10月3日~1983年9月25日の12年間、放送されていた模様です。その中には、現在でもレジェンド(伝説)になっていたり、カバーされていたりする歌手がたくさん発掘されています。
以下は、日本のオーディション番組「スター誕生」の歴史の模様です。山口百恵さんや中森明菜さんはここで誕生したのですね!
また海外のオーディション番組「ジェフの翻訳チャンネル」に戻ります。海外ならではのおおらかと思われる感動のシーンを拝見していきます。
母と息子の愛に涙!
もうひとつは、盲目で自閉症というハンディキャップを持って生まれた息子が、母親が教えたピアノの弾き語りで、才能を開花させ、優勝するという感動のゴールデンブザーシーンです。
息子の名前はコーディ・リー、父、母、兄、姉の5人家族の中で育ちました。母はある時、次男コーディの目と動作の異常に気づきます・・・そして息子は何が得意なのかにも気づいていき、母はその才能を息子とともに編み上げていきました。
予選や準決勝、決勝など優勝までに合計5~6回ほどのラウンドがあるそうですが、結果的に彼は優勝します。以下の動画は優勝までの前半の回の模様です。
これは、一番最初のコーディ・リーの出場の模様ですが、オーディションの審査員たちは実はこんなことを思っていたという後日談も入った動画もあり、本音の部分も見せてくれます。
そして、これがさらに感動してしまいます(゚д゚)!
このように、英語だけでは伝わりにくい微妙なニュアンス(言葉や言葉以外の違い)が、日本語の翻訳がついていることで、すぐに臨場感や感動が伝わりやすくなっていると思います。
中には、日本語の翻訳がない英語だけの動画もありますが、日本語テロップがついているとなおわかりやすいです。
AGTとBGTとは?
この話題の海外オーディション番組動画には、AGTとBGTがあるとされています。
AGTとは?
「AGTとは・・・America's Got Talent・・・アメリカズ・ゴット・タレント」と読みます。
アメリカ・米NBCネットワークで放送されている公開オーディション、スター発掘のリアリティ番組、とされています。
審査員になっている「サイモン・コーウェル」さんが考案、企画された模様です。番組でのジャッジ・審査判定は辛口ですがなぜか人気があります。
- ジャンル: リアリティ、タレント・コンテスト
- 原案: サイモン・コーウェル
- 監督: ラッセル・ノーマン
- クリエイティブ・ディレクター: ブライアン・フリードマン
シーズン1(2006年)~シーズン16(2021年)現在進行中です。
運命を変える夢の舞台へ、NBC才能オーディション番組『アメリカズ・ゴット・タレント』(原題:America’s Got Talent)シーズン16が、いよいよ日本時間2021年6月2日から放送が開始される(現地時間2021年6月1日)。
VOICE
日本では「Dlife」(Dライフ)でアメリカン・ネクスト・スターの題名で第6シーズンが放送された模様です。そういえばテレビでBSを観ているとよく「Dlife」で海外ドラマ、映画、ディズニー作品番組がありました・・・
BGTとは?
「BGTとは・・・Britain's Got Talent・・・ブリテンズ・ゴット・タレント」と読みます。
イギリス・英テレビ局ITVで放送されている公開オーディション番組で同じくスター発掘のリアリティ番組です。
シーズン1(2007年)~シーズン15(2021年)現在進行中、(但しシーズン15は2022年に延期されています)
残念ながら、ブリテンズ・ゴット・タレントの第15シリーズの記録と放送を2022年に移すことが決定されました。
BGT公式
どちらもフランチャイズ的な関係にあるといわれ、老若男女問わず歌手だけでなく、ダンサー、マジシャン、コメディアン、楽器奏者、腹話術師、弾き語り、など様々なジャンルのパフォーマーが出演し、優勝者は、賞金を獲得します。
ルールがありました
もちろん、動画ではステージでのオーディション模様が展開されますが、挑戦者はこのステージにあがるまで、全米各地でプロデューサーが分担して行なう一般選考(放送には含まれない予選)を突破してきています。
そして、観客も審査員、司会者も挑戦者も一緒に放送されるAGT・BGTオーディション大会には「ルール」がありました。
1)一番最初のオーディション・ラウンドでは、審査員3人以上の「YES」票を獲得すれば、次のラウンドに進むことができます。
2)審査員4人・司会者それぞれ1回限りのゴールデンブザーを獲得すれば、準々決勝の舞台となるライブ・ショー(ラスベガスのヘッドライン・ショー)に直接送り込まれます。
3)ライブ・ショーでは、準々決勝、準決勝、決勝と3回戦行い、優勝すれば賞金を獲得し、スターへの道が開けています。
ゴールデンブザーとは?
シーズン9から導入されたということで、審査員テーブルの中央に1つだけ置かれた「金色のブザーボタン(ゴールデンブザー)」のことをいいます。
そして、現在でのゴールデンブザーの役割は、ルール2)3)が適用され、審査員4人・司会者とそれぞれ1回限りのゴールデンブザーを獲得すれば、準々決勝の舞台となるライブ・ショーに直接行くことができて、賞金獲得とスターへの道が開けています。
賞金は?
賞金は、100万ドル(日本円で約1億1,000万円)です(゚д゚)!
日本人で賞金を獲得した人は?
もちろん世界中からパフォーマー挑戦者が出場します。
日本人もたくさん出場しています。しかし、賞金100万ドル(日本円で、約1億1,000万円)を獲得した人がいたのです(゚д゚)!
その男の名前は「蛯名健一」(えびな けんいち)。
別名「えびけん」と呼ばれ、1974年生まれの現在・47歳。神奈川県出身の演出家、振付家、ダンスパフォーマーで身長は160cm。
身長や体格は男子としてはやや小柄だと思われますが、ステージの上では驚愕の身体能力と大きなパフォーマンスで観客や審査員を魅了してしまいます。
「首落ち」のパフォーマンスに、海外が驚愕のまなざし・・・(゚д゚)!
蛯名さんは、AGTオーディションで参加者約75,000組の中から日本人で初めて優勝し、その様子は日本でも大きく取り上げられ、その後、数多くのテレビ番組に出演、ワンマンショーや本の刊行もされています。
蛯名さんの本は、蛯名流の「限界突破法」「戦略」「世界での戦い方」「夢や目標の叶え方」などを書いた一冊になっているということです。
生き方に迷っている人、なかなか壁を越えられない人、大きな夢を持っている人、世界で活躍したい人、大人から子どもまで、老若男女問わず必読の書ですね(゚д゚)!
1994年に留学のため渡米し、在学中に趣味として様々なジャンルのダンスを独学で学び、大学卒業、BiTriPというダンスグループを創設されます。
マイケルジャクソンやジェームスブラウンなどトップアーティストの登竜門として有名なNYハーレムのアポロシアターで行われている元祖アマチュアナイトで2001年度に日本人初の年間総合チャンピオンになり、その後も数々のコンテストに出場、優勝し、ソロパフォーマーとしての活動が本格化します。
そして、AGTオーディションで優勝。
現在は、パフォーマーとしては主にソロで世界数十カ国でイベントやTVでの出演、公演を行っていらっしゃるとのことです。
蛯名健一さんの年収は3億を超えているといわれています。
Last rehearsal in Japan for America's Got Talent live rounds!
— Kenichi Ebina 蛯名健一 (@KenichiEbina) August 7, 2021
We fly to LA tomorrow!
アメリカズゴッドタレント本選に向けた日本での最後の練習!
明日ロサンゼルスに出発します!@unicircleflow @agt @agtauditions #ユニサークルフロー #アメリカズゴットタレント pic.twitter.com/cHjl4b1TtC
賞金を獲得した後の秘話や年収?
AGTを優勝した蛯名さんの場合、一括払いだと税金で引かれて手元に残るのは3000万円ぐらいだそうで、税率が低い40年の分割でもらうことにしたそうです。
年間で約250万円ずつの受け取りになるそうです。高額になればなるだけ、税金って高いのですね(゚д゚)!
しかし優勝後は、毎日100件近いオファーが世界中から入ってくるそうで、ギャラは1本、13,000ドル(約130万円)これに移動の飛行機代もプラス2,000ドルだそうです。
スポーツ選手と同じで、プロになってスポンサーがつくのと同じ感覚でしょうか・・・
その他、出版・講演などで、蛯名さんの年収は2.5億~3億円ぐらいになると言われています。
今回のまとめ
海外のエンターテイナー発掘オーディション番組は、率直におもしろいし、迫力あるなと思いました。
世界には様々な人やパフォーマンスがあるのだなという驚きと、日本語に翻訳してくれていると、英語が苦手でもわかりやすく、微妙なニュアンスも深く伝わってくるような気がして、共感も感動しやすくなり、面白いです。
「ジェフの翻訳チャンネル」がこのまま順調に続けて楽しい動画が観られるとうれしいと思いました。最後までご覧いただきありがとうございます。
コメント
「ジェフの翻訳チャンネル」を運営しているジェフ(ヒロキ)です。事実と全く異なるフェイクニュースのような記事です。取材に応じることが可能ですので、下記アドレスまでご連絡ください。
ジェフ(ヒロキ)さん、コメントありがとうございます。AGT・BGTの日本語翻訳動画楽しみにいつも観ています。好意をもって記事を書かせて頂きました。取材させていただけると嬉しいです。下記アドレスを教えてくださいませ。