タリバンとアフガニスタンは何なのか?地図や歴史から簡単に読み解く!?

タリバン

タリバンとアフガニスタンが今世界を大騒ぎさせています、なぜ?何が起きているのでしょうか?タリバンがアフガニスタンを制圧したとか米軍が撤退したとかテレビのニュースで放送されています。

ニュースを聞いていてもピンと来ないのでネットで調べて、簡単にまとめてみました。地図や歴史、参考にしたものなどもご紹介しています。

タリバンとは何なのか?

「タリバン」「タリバン政権」とは何なのか、どういうことなのか?本当の意味は何?どこから生まれたのか?

「アフガニスタン」とはどういう関係?

これをひも解くには、歴史が重要であり、これがわかると全てがわかるといいます。

テレビのニュースでは部分的な現在だけの現象を伝えていますが、実はここに来るまでの歴史、世界史の流れの続きに現在のニュースがあるといいます。

だから、簡単にわかりやすく歴史を解説しているものを調べてみました。

「アフガニスタンの火種の始まり~タリバン」に到着するまでお付き合い願えれば幸いです。

(*ここでの解説は、1つの国や宗教、思想、批判や応援、などのことは一切こだわらず、あくまでもざっくりと簡単に歴史の流れを短時間に、わかりやすくを重視して説明していますのでご了承お願いいたします。)

1970年代

アフガニスタン
美しいアフガニスタン

第二次世界大戦後が終わり(正式な終結は1945年9月2日とされている)20~30年後の1970年代の「アフガニスタン」は国としても、生活も安定していたといいます。

しかし、1970年代後半になると、「共産主義政党がクーデターを起こす」という大きな出来事が起こります。

当時の共産主義はとても警戒、重要視されていたといわれています。共産主義とは、簡単にいうと労働者が革命を起こして労働者の国を作ろうとすることとその動きとされます。

その動きで作られた国にソビエト連邦がありました。旧ソ連(共産党による社会主義共和国)、現ロシアのことです。

その旧ソ連を後ろ盾にしながら、当時のアフガニスタンを「共産主義政党にしよう」と共産主義がクーデター(暴力的な手段で行う政変)を起こしたということです。

この出来事が火種となり、アフガニスタンの争いに次ぐ争いの始まりになるとされます。

どういうことなのか?・・・ここから深堀りしていきます。

まず、物理的な地図と位置の確認が重要とされます。

地図でアフガニスタンの位置が中央でイスラム教!?

以下の画像は2021年9月現在のアフガニスタン(中央)とその周辺の地図です。

ちゅうとう
出典:2021年9月現在GoogleMap

ソ連解体時に独立した国は、アゼルバイジャン・アルメニア・ウクライナ・ウズベキスタン・エストニア・カザフスタン・キルギス・グルジア(ジョージア )・タジキスタン・トルクメニスタン・ベラルーシ・モルドバ・ラトビア・リトアニア・ロシアの15か国。

コトバンク

アフガニスタンの真上は、〇〇スタンがつく名前の国々カザフスタンあたりは「中央アジア」と呼ばれ、西にイラン、イラクなどの「中東」、東には中国、下にはインドが位置しています。

アフガニスタンは、海のない内陸でもあり、四方を中央アジア、中東、中国、インドに囲まれた、交差点のようでもありますが、中東に位置しています。

中東といえば、「イスラム教」なのです。

アフガニスタンも国家宗教としてイスラム教があり、イスラム教の教えに従って政治を行っていた模様です。

  • 1973年、王制(アフガニスタン王国)から共和制(アフガニスタン共和国)に移行
  • 1978年、人民民主党のクーデター(サウル革命)により社会主義政権(アフガニスタン民主共和国)成立
  • 1979年、ソ連の軍事介入のもとカルマル政権成立
  • 1988年、ジュネーブ合意に基づき、1989年駐留ソ連軍の撤退完了

そして、「イスラム教」と「共産党」は水と油、絶対に混ざらないといわれ、ここが火種になるとされます。

どういうことなのか?・・・深堀りです。

共産主義 VS イスラム教

共産主義、共産党はそもそも宗教、宗教そのものを認めない、否定する主義、国造り、政治とされます。

マルクスの『ヘーゲル法哲学批判序論』に「宗教は、逆境に悩める者のため息であり(中略)、それは民衆の阿片(アヘン)である」

Wikipedia

一方、イスラム教は他の宗教とは違い「政教分離」をしない、政治と宗教を分けない、イスラム教の教えに従って政治をやろうという、政治が宗教の1部として存在しているとされます。

そして、イスラム教の神の教えを守るために戦うことを「聖戦」「ジハード」と呼ばれます。これは、テレビの放送などでよく耳にしました。

さらに、ジハードのために戦う戦士を「聖戦士」「ムジャヘディン」と呼ばれているとされます。

この「ムジャヘディン」と「共産主義者」との戦いが、ここからはじまるといわれています。

旧ソ連を後ろ盾にしながら、当時のアフガニスタンを「共産主義政党にしよう」と共産主義がクーデター(暴力的な手段で行う政変)を起こした・・・ことから、「ムジャヘディン」の戦いがアフガニスタン国ではじまり、国は非常に荒れることになるということなのです。

ムジャヘディンの中に超重要人物2人が含まれていた!

アフガニスタン国内だけではなく、国外、アラブ諸国からもイスラム教国家のために戦う「ムジャヘディン」聖戦士が現れ、協力するということが起こってくるのです。

その中に超重要人物2人が含まれていたのです。

タリバンの最高指導者となる「ムハンマド・オマル」と、のちに、アルカイダの最高指導者でアメリカと超もめることになる「ビンラディン」です。

戦いの後ろ盾

戦いの後ろ盾とは、後方から支援している者、陰で援助している者を意味する表現で、もちろん物資や武器の援助も含まれると思われます。

アフガニスタンにクーデターを仕掛けた共産主義、政党、政権の後ろ盾が「旧ソ連」なのに対し、ムジャヘディンの後ろ盾は、実は「パキスタン」だったということです。

「パキスタン」はイスラム教の国だということで、同じイスラム教の隣国のアフガニスタンを助けたいのと、もう一つ、パキスタンにはさらに「アメリカ」の後ろ盾があったのです(゚д゚)!

ここで「アメリカ」が登場してきます(゚д゚)!

アメリカと旧ソ連の冷戦が関係していた

第二次世界大戦後、戦勝国といわれるアメリカと旧ソ連はどちらも本国の打撃の影響は少なく、国として体力もあり、この2国には「冷戦」と呼ばれる時代がありました。

そして、ソ連は共産主義を増やそうとし、アメリカは民主主義を増やそうとしていたこともあり、ソ連はアフガニスタンが欲しくて侵略し、アメリカはソ連を倒そうとパキスタン経由で最新の武器を輸送していたといわれます。

その武器は誰が使うのでしょうか?・・・深堀りです。

なぜパキスタンなのか?

アメリカは、なぜパキスタン経由で、米軍ではなく、武器を輸送していたのでしょうか?

それは、それ以前の4年前に「ベトナム戦争」で大変な批判を受けていたからだといわれています。たくさんの人の命とたくさんのお金を遠くの国につぎ込むことへの批判を自国民から受けていた、といわれています。

しかし、非常に寒い国の大国ソ連は、さらにソ連軍として自ら1979年に、アフガニスタンをどうしても味方につけたいとして侵略してくるようになり、アメリカは米軍を派遣することなく、武器を輸送し裏で「パキスタン」を「ムジャヘディン」を「イスラム教」を支援するということを行っていたとされます。

(光文社新書)

旧ソ連の撤退とアメリカの撤退

そして、アメリカの最新兵器がソ連に勝利し、1989年にソ連がアフガニスタンから撤退します。

さらにこの戦いでソ連は大きな痛手を負い、経済的にも成り行かなくなり、ソ連が崩壊した原因の1つとされています。

勝利したアメリカもアフガニスタン(パキスタンの後ろ盾)から撤退します。

しかし、残った「ムジャヘディン」同士が、今度は争うこととなるのです。なぜでしょうか?・・・深堀りです。

ムジャヘディン同士の内紛

誰がアフガニスタンをまとめるのか?ということで、ムジャヘディン同士がもめて、国内で内紛となります。

1989年駐留ソ連軍の撤退完了。1970年代終り頃から、アフガニスタン国内の混乱を逃れ、隣国のパキスタン及びイランに何百万人ものアフガン難民が流出した。

アフガニスタン・イスラム共和国

戦いが続く中、「パキスタン」もアフガニスタンを味方につけておきたい、イスラム国をコントロールしたいとの思惑から、「学校」を作ったとされます。

イスラム教系の「神学校」をパキスタンの大統領があっという間にたくさん作ったということです。しかもそれは「聖戦士」を育てるイスラム戦士の養成学校で、男性だけがいける学校だったということです。

そして、その学生たちが養成されて組織をつくったのが「タリバン」だということです(゚д゚)!

タリバンとは!?

やっと、タリバンに到着しました。

「タリバン」とはアラブ語で「学生」ということでした(゚д゚)!

パキスタン製の神学校で養成された「タリバン」聖戦士が最新の武器で、アフガニスタンのムジャヘディンの内紛を収めに行ったのです。

これが「タリバン政権」ということです。

パキスタンはアメリカの輸送されていた武器の半分を、自国のためにどこにも渡さずくすねておき、のちに「タリバン」に持たせたのですね。

タリバン政権とは!?

パキスタン製の神学校で教わったやり方で国を治めることを「タリバン政権」というのですね。

以下の動画は、「タリバンとアフガニスタン」をわかりやすく解説してくれています。参考にさせていただきました。

出典:中田敦彦のYouTube大学 - NAKATA UNIVERSITY:2021/08/31投稿済み

旧ソ連がアフガニスタン侵略に失敗し、アメリカも撤退し、イスラム教聖戦士「ムジャヘディン」も「タリバン」に撤退させられ、最後に「タリバン政権」がアフガニスタンを治めようとしたときに、歴史を揺るがす大きな出来事が起こります。

今回のまとめ

平和なアフガニスタンという国に始まった、旧ソ連とアメリカの冷戦の思惑、イスラム教と共産主義の戦い、ムジャヘディンの内戦、パキスタンの思惑などがからまり、今もなお続くアフガニスタンでの紛争。

「タリバン」はアラブ語で「学生」という意味でした。

「タリバン」はパキスタン製の神学校で養成され、組織された戦いをする聖戦士のことで、その勢力で国を治めるのが「タリバン政権」といわれています。

旧ソ連とアメリカが撤退し、イスラム教聖戦士「ムジャヘディン」を収めた「タリバン」が次にアフガニスタンを治めようとしたときに、歴史を揺るがす大きな出来事が起こります。

それは何なのか、この続きがあります。

最後までご覧いただきありがとうございます。

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